肝臓がんの症状には食事なども関係しているでしょうが、 肝炎ウイルスが原因である場合が多くなります。定期的な検査が必要です。 ステージが進むごとに腹水などの症状も起こり末期症状に近づき、 生存率も低くなります。治療法は切除が基本です。
肝臓は「沈黙の臓器」といわれるように、肝臓がんの自覚症状が出ることは殆どないようです。
多くの場合、肝硬変を経て肝臓がんになりますが、
病気が進んでくると、食欲不振や全身の倦怠感、体重の減少、上腹部の重苦しさなどが感じられます。
そのほか、皮膚や白目が黄色を帯びる、尿が茶色を帯びる、息苦しくなるなどの症状が現れます。
思い当たる症状があれば、まずは病院を受診することが推奨されます。
肝臓がんの原因として特にいわれているのが、肝炎ウイルスとの関係です。
肝臓がんにかかる人はB型肝炎ウイルス、C型肝炎ウイルスに感染している場合も多くありますので、
ウイルスに感染している場合には定期的な検査が必要です。
ウイルスは母子感染、輸血などから感染するといわれています。
また、肝硬変からがんになることが多いため、まずは肝硬変にならないような注意が必要です。
肝臓がんの症状が進むと、腹水が溜まるようになります。
これは肝硬変によってリンパ液の流れが滞り、
リンパ管の圧が高まってリンパ液が漏れてしまうためと考えられています。
腹水が溜まると足がむくんできて、胸水も溜まるようになります。
腹水の治療としては尿の排出を促して体内の水分を減らす、
腹水を抜き取る、チューブでリンパ液を血液の中に戻すなどの方法があります。
肝臓に良い食事とは和食を中心にしたもので、
コレステロールや動物性脂肪などはできるだけ避けることが望ましくなります。
腹八分目で、消化の良いものを摂ることが良いでしょう。
肝臓がんで腹水がたまっているような場合は、塩分を控えなければなりません。
また、牡蠣などに含まれる「タウリン」が肝臓に良いといわれています。
肝臓病の食事療法の本も多く出版されていますので、メニューを考える上での参考になります。
肝臓がんの末期には様々な症状が出ます。
黄疸や腹水、腹部の膨満感、食欲不振、呼吸困難、骨の痛みや骨折、便秘や下痢、
意識障害、消化管出血、貧血、腎不全などです。
肝硬変を経てがんになっている場合ですと、
肝硬変が進んだことによる症状、肝臓がんが進行したことによる症状の両方が出るようになります。